矯正治療のタイミング
こんにちは、院長の藤井です。
すっかり春めいてまいりましたね。
春休み期間中は、新年度に向けて治療を開始する患者様や装置が外れて新生活に向け旅立たれた患者様、お休みを利用して治療を進めたい患者様など、出会いや別れ、ステップアップ、色々な事がありました。
多忙に任せてブログもほったらかしで…すみません💦
そんな中…先日「矯正治療って何歳から始めたらいいの?」とのご質問を受けました。
これ、とってもよく聞かれることなので、ここで少しお話させていただきます。
矯正治療の開始時期はその方の不正咬合の原因や状態によって変わりますし、治療を行う医師の治療方針によっても変わってくるものです。今は色々な治療法があって、一概に「いつ、こうすべき」と言えないのが正直なところです。
しかし、矯正の相談ということになると、「気になるところがあれば何歳からでも!早すぎるということはない」と私は考えています。
何なら赤ちゃんの頃からでも見せて頂きたいくらい。
受け口や出っ歯やガタガタ歯などの不正咬合は、生まれてからそこに至るまでの成長における色々な要因で出来上がるものだと言われています。(遺伝なども関係しますが・・・)
おっぱいの飲み方、食事の仕方(噛み方や飲み込み方)、呼吸の仕方、普段の姿勢や寝るときの態勢など・・・その原因を早期に見つけて対処することで、そのお子さんの歯並びの未来が変わると私は思うのです。
もちろんすぐに何かをしなくても様子見で良い場合もあります。
それでも、将来的に矯正治療が必要になりそうか、必要だとして始めるタイミングはいつなのかを知ることができます。
気になることが出てきたら、専門医を受診するタイミングと考えて良いでしょう。